プラセンタFAQ

※このプラセンタQ&Aはメディカルアドバイザー(京都大学の三林教授から直接プラセンタの指導を受けた国内製薬会社・健康食品会社の学術顧問、製品開発及び社員教育)に寄せられた質問内容を一部引用しております。

プラセンタって何?

プラセンタは英語で胎盤のこと。胎児の発育に必用不可欠なものです。1個の受精卵をわずか10ヶ月程度で平均3kgにまで育て上げるための各種栄養素や生理活性物質を蓄えている組織です。その潜在力は、医薬治療分野をはじめ、化粧品や健康食品など様々な日常生活に浸透しています。

プラセンタは昔から使われているの?

プラセンタの歴史は古く、それは紀元前4世紀にヒポクラテスが紹介したことに始まります。また中国では、約4千年前に「紫河車」という名で産後の回復や滋養強壮、末期症状の蘇生薬として使用されたと記録されています。そして日本でも、加賀の三大秘薬の一つである「混元丹」に不老長寿の薬として使われていました。

プラセンタの効果はどれも同じ?

プラセンタに対する評価は、年々高くなっており、化粧品や健康食品として数多く商品化されています。しかし中には、濃度が薄いものや、分解方法によっては有効成分が少ないものもあり、その効果は商品によって差があるのが現状です。成分表示の明記や使用用途がはっきりしている商品を選ぶのが得策といえるでしょう。

プラセンタは健康にいいって本当?

プラセンタの最大の特徴として「自然治癒力」の増大があります。胃が重い、肩がこる、頭痛がする、貧血、冷え性、不眠、めまい、どうき、体がだるいなどの体の不調は、本来誰にでも備わっている「自然治癒力」の低下が考えられます。「自然治癒力」が低下している状態では、栄養剤の効果もあまり期待できないのが実情です。プラセンタはその「自然治癒力」を増大させ、体の不調を慢性化させない自然薬として注目を集めています。また、その副作用の少なさから肝炎と更年期障害の適応症として厚生労働省から許可されている医薬品でもあります。

プラセンタにはどのような美容効果があるの?

プラセンタには栄養成分であるアミノ酸や、皮膚の弾力やみずみずしさを保つ成分であるコラーゲン、ヒアルロン酸、そして皮膚細胞を若返らせて細胞増殖を促進させるグロースファクターなどが含まれています。これらの有効成分が効率的にお肌に浸透することで、保水力と新陳代謝の活性化、シミ・ソバカスの原因となるメラニンの排除が効果的に行われ、潤いとハリ、そして美白効果を生みだすのです。

プラセンタを飲んで、一週間目に赤いボツボツが出てきましたが、飲み続けても大丈夫なのでしょうか?

プラセンタといえども異種タンパク質なので、抗原性(アレルゲン)がありますので、発疹やカユミなどが出ることがあります。しかし、プラセンタそのものは、他のタンパク抗原と比べて免疫寛容性があるとされています。少量ずつ服用続けていますと正常になりますのでご安心ください。

プラセンタと糖鎖の関係について教えてください。

プラセンタには、人体を構成するタンパク質、アミノ酸などの高分子化合物が多く含まれています。さらにこれらに多糖類(糖鎖)が結合したものも人体構成要素として多く含まれています。その中で主な重要な多糖類(糖鎖)としては、肝臓や筋肉に蓄えられている貯蔵多糖類としてグリコーゲンがあります。その他の人体構造多糖類として結合組織としてヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘバリン、ムチン、コラーゲン、エラスチンなどがあります。これらの物質は年齢とともに失われていきます。プラセンタには、これらの物質を造る働きがあるのでサプリメントや化粧品として利用されているのです。

プラセンタの花粉症やアレルギーに対する効果の理由と飲むのを止めたら効果が無くなってしまうのか教えてください。

花粉症やアレルギーは、免疫過剰による過敏症と言われています。アレルギーを引き起こす抗原に対して抗体が過剰に造られてしまう体質(遺伝または後天的)の理由は、抗体産生のブレーキが効かないということです。プラセンタには免疫細胞の増殖と抑制のバランスをとる働きがありますので、低下症の場合は促進的に、過剰の場合は抑制的に働きます。臨床的には、IgE抗体の過剰を抑制します。プラセンタによる効果は、約6ヶ月位かかりますが、すぐに止めると効果が無くなってしまいます。従って、しっかり治すには1年位継続してください。更に週に3日位飲み続ければ完全です。効果は必ず現れますので、気長に続けることが大切です。

更年期障害や高血圧にはどのようなプラセンタが適していますか?

更年期障害はプラセンタ注射薬と同じ抽出法で作られたものが適していると思われます。更年期障害は不定愁訴と呼ばれるように、いろいろな症状があり程度は個人差があります。また一人で複数の症状を持っているのが普通で、早く的確に内分泌系のバランスを整えてくれるプラセンタは効果的です。高血圧は原因となる病気が明らかな二次性高血圧症と原因となる病気が解らない本態性高血圧症に分けられます。二次性高血圧症は本態性高血圧症に比べてはるかに少ないのですが、腎臓、血管、内分泌器官、中枢神経などの明らかな病気が原因となって高血圧になっている場合です。本態性高血圧症は、遺伝的な体質や塩分の取り過ぎ、太りすぎ、運動不足、ストレス、性格などによって起こり、本態性高血圧症状で降圧剤が必要な場合、多くの患者さんは生涯降圧剤を服用し続けなければなりません。高血圧からくる合併症の予防に重点をおいたプラセンタは薬剤の副作用を抑える働きもあります。

リウマチに対するプラセンタの作用は?

リウマチは原因が不明ですので、とりあえず炎症と痛みを抑える治療薬を投与します。全身の関節の痛みや炎症を起こしている原因物質としてサイトカイン(蛋白質の一種)があります。これはウイルスや細菌に感染した細胞を壊して治す働きがありますが、リウマチの患者の関節に対して炎症を起こさせているのです。サイトカインは免疫力を高めて病変部を治すのに必要なものなのです。プラセンタはこの働きを高めますので、一時痛みが出てくるのです。しかし、自己免疫疾患のように免疫系に異常がある場合はこれを正常にしますので、炎症や痛みが治っていくと考えられます。

プラセンタを飲むと元気になるのはなぜ?

プラセンタを飲むと元気になるのは、体全身の細胞の働きが良くなるためです。また肝臓でのグリコーゲンの合成が盛んになるので、疲れにくくなるのです。しかし飲むのを止めると元に戻ってしまうのは、プラセンタの体内での効果が次第に薄くなっていくことと、加齢による衰えが重なるためです。これを防ぐには少しつつプラセンタの内服を続けると急激な衰えはなくなります。すなわち老化の進行速度を緩やかにすることができます。

健康食品が大好きで、ビタミンやプロポリス、アガリスク、ウコンなどたくさん摂取している方がいますが、一緒に飲んでもかまわないでしょうか?

最近健康食品が多くなりブームになっていますが」、すべて安全な」ものばかりでありません。ウコンによる急性肝障害によって死亡する例も報じられましたが、飲みすぎには十分注意しましょう。原則的には食品ですので、プラセンタと併用しても問題ありません。しかし、高価な健康食品との併用は無駄が多いと思います。単独の食品をいろいろ飲むより総合的に生命力を高める(自然治癒力を高める)プラセンタで十分と思いますし、安全です。

プラセンタにホルモンは入ってますか?

プラセンタはホルモンを造っていますので、生(生体)の状態に入っています。しかし製剤として加工する場合、医薬品もサプリメントも除菌のために高熱を加えたり酸やアルカリで分解してしまいますので、ほとんどアミノ酸になってしまいホルモンとしての形は残っていません。ただし、体のホルモンバランスを維持する効果はありますので、安心してご利用下さい。

プラセンタには副作用がありますか?

プラセンタには副作用がほとんどありません。生体中のプラセンタはとても大切な働きをしていますので、母体ともに健康でいられますが、製品加工されたものは蛋白質(アミノ酸も含む)製剤として認可されていますので、アレルギー体質の人や極端に体力の低下している人に対して異種蛋白質による一過性の拒絶反応が出る場合があります。カユミや発疹として体に現れます。このような場合は服用量を半分にして継続すれば問題ありません。しかし症状がひどい場合は医師に相談してステロイドの併用をして下さい。プラセンタは元来「免疫学的寛容性」をもっているので、アレルギーやアトピーの体質改善として利用されていますので他のアレルゲン(抗原)とは異なった働きをしているようです。その他プラセンタの副作用はありませんが、女性の生理が早まることと生理時の出血量が多くなる傾向、便が柔らかくなる傾向などがあります。継続服用していると正常に戻りますので心配ありません。

CoQ10とプラセンタの違いについて教えてください。

CoQ10は、細胞のミトコンドリアでエネルギーを産生する補酵素として働いていますが、プラセンタに含まれている成分の一つと考えていいでしょう。プラセンタには、その他エネルギー産生を高める成分や働きが沢山ありますので、総合的に勝っています。

現在医師よりリポバス、ニューロタン、バイアスピリンを服用するようにと言われていますがプラセンタも併用して飲んでも良いのでしょうか?

リポバス(高脂血症治療薬)ニューロタン(高血圧治療薬)バイアスピリン(血小板凝集抑制剤)から推測して高脂血症並びに高血圧症の方だと考えられます。これらを飲むことによって、血圧、CHOL(コレステロール)値を改善するのを目的とします。西洋薬の殆んどに副作用が存在するのですが、その大半に肝炎・腎障害等の副作用が発生する可能性があります。これは、薬の成分が胃又は小腸等から吸収され、それぞれの部位に行き届いた後、肝臓又は腎臓を通って排泄されるためです。プラセンタは医科向け注射薬である「ラエンネック」が肝炎の保険適応を取っていることから分かるとうり、肝細胞の再生をしてくれます。肝炎とは肝細胞が壊れることを意味します。また、腎臓にも薬の副作用を抑える良い働きがあります。高血圧の場合は、血管が硬くなり、しなやかさを失う傾向があり、動脈硬化を併発します。さらに、高脂血症は様々な原因により血管内に出来た傷にプラーク(泡沫細胞)が付着し、血管を詰まらせてしまいます。プラセンタは血管細胞が新しく生まれ変わるスピードを速めるため、しなやかにします。また血行を良くする働きもあり、活性酸素除去作用も持ち合わせています。これはLDL-CHOL(悪玉コレステロール)が活性酸素と結びつき泡沫細胞に変わり、この細胞が悪さをするわけですが、活性酸素を抑える作用があるので泡沫細胞になる前に未然に防ぐことが出来るというわけです。以上の内容からプラセンタを併用しても問題ありません。プラセンタに関しては「イニシャル・ロード」という考え方があり、当初はプラセンタ摂取量を多くして治していくといった方法が一般的です。

リンパ腫で、プラセンタを飲んでいましたが身体じゅうが痛みだした為飲用を中止。このままプラセンタを飲み続けても良いのですか?

リンパ管は血管のように全身にはりめぐらされていて、その中をリンパ液が流れています。リンパ液に含まれる主な細胞が免疫の働きを担うリンパ球です。リンパ管にはところどころにリンパ節があり、身体の中に500個ほどあります。感染がおこるとリンパ節の中で免疫担当細胞が増殖し、病巣にどんどん送り込まれます。この時病巣近くのリンパ節が腫れるのです。プラセンタは免疫を活性化させる働きがありますから、体内に感染や病巣がある場合、免疫細胞と感染源であるウィルスや細菌などと戦うため、一時的に痛みが出る場合があります。これは体内の免疫力が増加したためで、これまで日和見感染の状態から積極的に改善していこうという身体の信号なのです。リンパは身体をはりめぐっているので、痛みも広範囲に及んだのだと思います。反応が起きた場合、飲用を中止されますとせっかく身体の機能が高まった所で、また一からやり直しになってしまいます。一度免疫機能が高まってしまえば、今度は飲み始めの頃のように最低レベルまで落ちることはありませんので、是非プラセンタを再開して頂きたいと思います。特に痛みがひどいということは、それだけ体内の免疫力が落ちているということですので、その場合は量を多く飲むことによって反応を早く終わらせるという方法もあります。いずれにしても、プラセンタは新薬ではないので、対症療法と違い身体を根本的に改善していくのが目的です。高濃度のプラセンタが身体の中に入ってくることで、反応がおきてしまうという現在の身体の状態を気にされた方が良いのではないでしょうか。

子宮の具合が悪く、現在ナサニール点鼻薬を使用しているのですがプラセンタを飲んでも良いか、またどのくらい飲めば良いか教えてください。

ナサニール点鼻薬は子宮内膜症の治療に用いられるホルモン剤です。子宮内膜症とは生理のたびに剥離、出血をおこす病気です。ナサニールは卵巣ホルモンの分泌を抑制し、内膜組織の増殖を抑えて子宮内膜症を改善する薬です。この薬剤は不定愁訴の様な状態(ほてり、不眠、めまい、頭痛、たちくらみ、うつ状態、耳鳴り、発汗、不安、倦怠感、むくみ、手足の冷感等)をおこしたり、長期使用すると骨がもろくなったりします。これは閉経と同じような環境を作るホルモンだからです。プラセンタはホルモン調整の働きをしますので、飲用は半年以上継続するようにしてください。その間今の薬剤は併用されて結構です。

子宮内膜症で2年前より生理痛がひどいのですが、プラセンタの取り方について教えてください。

子宮内膜症とは、子宮内膜および子宮内膜様の組織が子宮休部の内側以外の場所に増殖してしまう病気で、子宮の壁に出来るものと子宮の外に出来るものの2つがあります。症状は出来る場所によって異なります。25才から30才頃に発生し、30才から40才代に最も多くみられ思春期や閉経後に発症するのはごくまれです。原因がはっきりとわからないのですが、卵胞ホルモンの過剰分泌が発生の誘因となると考えられます。プラセンタはホルモン剤ではありませんが、ホルモンのアンバランスを正し、正常細胞を増殖してくれますので、生理痛の原因になる腫痛を縮小する働きもあります。子宮内膜症は再発しやすいので、継続してプラセンタを飲用されることをお奨めします。生理のたびにひどくなるのが子宮内膜症なので、生理の一週間前くらいには多少多めに飲用することをお奨めします。